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SDGsの取り組み
自然に近い露地栽培と水
茨城県産のレンコンのほとんどは露地栽培。
ヤマシン蓮根もその一つ。霞ヶ浦と太陽の恵みを受けて、すくすく育ったレンコンは、収穫時期がくると、ポンプの水圧で水の底に埋まっているレンコンを浮かび上がらせて手で収穫をします。
できる限り自然に近いものを。
そんなこだわりもあり、収穫で使用する水は、井戸水と川の水を使っています。
(レンコンの収穫作業の様子)
こだわりの手作業には理由がある
収穫したレンコンは洗浄・箱詰めをする作業場(ヤマシン商事茨城阿見工場)へ運ばれます。
そして、作業場に届いたレンコンは一本一本、従業員の手によって丁寧に洗浄され、等級ごとに選定されていきます。
(箱詰め作業の様子)
レンコンの洗浄作業のときに、どうしても商品化できない部分がでてきます。
形が悪かったり、半端な部分だったり、傷んでいたり…。
ベテランのスタッフたちが手作業できれいに洗い上げながら、一節ずつ傷んでいるところはないか、レンコンの穴の中に至るまで、検品をしています。
(レンコン洗浄作業の様子)
この洗浄用の水は毎日約2200l使用していますが、使用する水を少しでも減らすために、洗浄用の大きな桶に貯めて使用しています。
その為、写真の通り、水は泥で濁っています。
泥を落とすための作業なので、この桶の水だけで充分。
もちろん、洗剤や漂白剤は一切使っていません。
水とスポンジ、スタッフの根気で泥を落としています。
機械化して水を大量に使えば、もっと効率的で人員削減もできるるのかもしれませんが、
手作業で行うこと、水を最低限しか使わないこと、これも環境に配慮した取り組みの一つです。
廃棄レンコンゼロを目指して
(レンコンのカット作業)※切り落とした部分は廃棄になります
レンコンの半端な部分、節と節の間のつなぎ目の部分、小さすぎる、傷みがある、一部が腐食している等・・・
これは商品として出荷できないものです。
どうにか商品化できないかと工夫をしても、どうにもならない部分。
従来であれば全て廃棄するしかありませんでした。
(廃棄するレンコン)※痛みがあり商品化できません
そして、歳月をかけて、廃棄レンコンの再利用に成功しました。
それは、茨城阿見工場内の使用していない土地を使い、何か月もかけて堆肥にしていきます。
(堆肥にしている様子)
出来上がった堆肥は新しい蓮田やほかの野菜の畑に使われ、新たな野菜作りの肥料として生まれ変わります。
環境に配慮して、令和2年度より始めたこの取り組み。
廃棄レンコンゼロになるように、日々取り組んでおります。
そして、これからも人と環境に優しいレンコンを作って参ります。
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