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​<第4回>縁起物のれんこん のお話し

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縁起物のれんこん

「先を見通す」縁起物として親しまれてきたれんこんは、お正月のおせち料理などにも使われて、日常的に食されてきました。
蓮の花は極楽浄土の池で咲くことから「穢れのない」、美しい薄桃色の花から多くの種が採れることから「多産」、などの意味も込められている為、お正月には最適な野菜だと、昔から重宝されています。

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幸せの象徴とも言われるれんこん

「法華経」というお経は、蓮の華に例えられる経典という意味です。

「ハスは泥より出でて泥に染まらず」と言われるように、行けの底の汚れた泥の中(不浄)から、茎を伸ばし、美しい花を蓮の花(清浄)を咲かせるあり方が、一つの理想に例えられたと言われています。

仏教では、仏様は蓮の花に座っております。それも、不浄の象徴というべき泥の中で、美しい蓮の花(清浄)を咲かせることからも、仏教では愛される花となっているようです。

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11月17日は​「れんこんの日」

 1994年11月17日に、茨城県土浦市に全国のれんこん産地の方が集まって、「蓮根サミット」を開催したことから、毎年、この日は「れんこんの日」となったとのことです。

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